VagrantのBase Boxの要求仕様のようなもの
VagrantのBase Box用に仮想マシンを作る際に、最低限何が必要とされているかという情報が見つからないなと思ってたら、普通にありましたねという話。
上記ドキュメントに書かれている内容をおおざっぱに抜粋。
- VirtualBox Guest Additionsをインストールすること
- SSH
- 鍵認証を使えること(マルチプラットフォーム対応を容易にするためだとか)
- 鍵はデフォルト設定だとvagrant gemに同梱されている鍵が使われる
- ユーザ名はデフォルト設定だとvagrant
- ChefおよびPuppetをインストールするためにRubyとRubyGemsを使えること
- ChefおよびPuppetを使えること
- 管理ユーザがパスワード入力なしにsudoできること
- 端末なしでも実行できること
SSH認証の鍵にパスフレーズをつけても大丈夫かは未確認です。また、ChefやPuppetは、provisionerとして利用することが無ければ必須ではありません。
ドキュメントを見つける前には、sudoをwheelグループにだけ許可してパスワード入力は要求する様にしていたため、若干はまっていました。とはいえ、起動時に共有フォルダをマウント出来なかったり、vagrant haltでシャットダウン出来ない程度の問題ですが。今はドキュメントを呼んで納得しています。
セキュリティ的に不安を感じる設定になりますが、ローカルかつ個人でしか使わない仮想環境ならこだわる事もないでしょう。
正直、KickStartでBase Boxを作るところで無駄に時間を使ってしまい、Vagrant自体の理解がさっぱり進みません。KickStartに一区切りつけても、まだPuppetで一苦労残ってますし。
まあ、のんびりいきますかね。